前回の記事では、ホームページの片隅で眠っていた企業キャラクターも、
再び活躍できる可能性があることをご紹介しました。
では、活躍し続けるキャラクターと、途中で使われなくなってしまうキャラクターの違いはどこにあるのでしょうか。
デザインでしょうか。
知名度でしょうか。
もちろんそれらも関係します。
しかし実際には、もっとシンプルな理由があるように思います。
それは、
「使いたい時に使える状態になっているかどうか」
です。
キャラクターは嫌われて使われなくなるわけではない
企業キャラクターが使われなくなる理由として、
「人気がなかったから」
と思われることがあります。
しかし実際にはそうではありません。
多くの場合、
・忙しかった
・素材がなかった
・発注する時間がなかった
という理由で止まっています。
つまり、
キャラクターが嫌われたのではなく、使うための準備が足りなかった
だけなのです。
「必要になったら作ろう」は意外と難しい
例えばクリスマスが近づいてきたとします。
担当者は思います。
「クリスマス仕様のキャラクターがあったら使いたいな」
しかし、
・制作会社を探す
・見積もりを取る
・社内確認をする
・発注する
・修正する
という流れが発生します。
すると、
「今年は間に合わないからまた来年でいいか」
となりがちです。
そして翌年も同じことが起きます。
結果としてキャラクターは登場しません。
活躍しているキャラクターは最初から準備されている
一方で、活躍しているキャラクターはどうでしょうか。
担当者がフォルダを開くと、
・春
・夏
・秋
・冬
・クリスマス
・お正月
・採用活動
・展示会
などに対応した素材が入っています。
担当者は画像を選び、そのまま投稿できます。
発注も不要です。
稟議も不要です。
だから登場回数が増えます。
登場回数が増えると親しみも増える
キャラクターの人気は、デザインだけで決まるものではありません。
何度も見かけることで、
少しずつ親しみが生まれます。
・SNSで見かける
・パンフレットで見かける
・イベントで見かける
・動画で見かける
こうした積み重ねが、
「この会社といえばこのキャラクター」
という状態につながっていきます。
三面図やLive2Dも同じ考え方
三面図やGIFアニメーション、Live2Dなどを聞くと、
「そこまで必要なの?」
と思う方もいるかもしれません。
しかしこれらも考え方は同じです。
将来、
・動画を作りたい
・グッズを作りたい
・展示会で使いたい
と思った時に、
すぐ動ける状態を作っておくための準備です。
キャラクターを作ることがゴールではない
企業キャラクターは完成した瞬間がゴールではありません。
本当のスタートはその後です。
活躍の場が増え、
社員に親しまれ、
地域に認知され、
会社と一緒に成長していく。
そのためには、
「いつか必要になったら作る」
ではなく、
「使いたい時にすぐ使える」
状態を作っておくことが大切です。
活躍し続けるキャラクターとは
活躍し続けるキャラクターとは、
特別に人気なキャラクターではありません。
担当者が気軽に使えるキャラクターです。
必要な時にすぐ登場できるキャラクターです。
そして、
会社の日常の中に自然と溶け込んでいるキャラクターです。
そうした小さな積み重ねが、長く愛される企業キャラクターを育てていくのだと思います。
次回:企業キャラクターを活躍させるために、最初に準備したい6つのもの
キャラクターが使われなくなってしまう原因は、デザインの良し悪しではないのかもしれません。
使いたい時に使える状態だったか。
活躍できる準備ができていたか。
その違いが、数年後のキャラクターの姿を大きく変えていきます。
ホームページの片隅で眠っているキャラクターも、これから生まれるキャラクターも同じです。
大切なのは、
キャラクターを作ることではなく、活躍し続けられる環境を作ること
なのかもしれません。
次回は、キャラクターを活躍させるために、最初に準備したい6つのものをご紹介します。


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