活用されなくなった企業キャラクターは復活できるのか?

前回の記事では、多くの企業キャラクターが活用されなくなってしまう理由についてお話ししました。

ホームページの片隅で静かに立っているキャラクター。
数年前に作られたまま、ほとんど使われなくなったキャラクター。

そんな姿を見て、
「もう役目を終えたのかもしれない」
と思われることもあります。

しかし本当にそうでしょうか。

今回は、活用されなくなっていた企業キャラクターが再び活躍できるようになるまでのBefore/Afterをご紹介します。

目次

Before

キャラクターはいる。でも活躍の場がない。

 ・ホームページに掲載されている
 ・会社案内にも載っている

しかし、

 ・SNSではほとんど登場しない
 ・季節イベントに参加できない
 ・動画にも登場しない
 ・グッズ化もされていない

そんな状態です。

キャラクターは存在しています。
しかし活躍するための環境が整っていません。

Beforeの状態

例えば、

ホームページのお知らせ欄。
春のキャンペーン。
新卒採用。
地域イベント。

こうした場面でも、キャラクターは毎回同じポーズです。

やがて担当者も

「今回は使わなくてもいいか」

となります。
結果としてキャラクターの登場回数が減っていきます。

After

キャラクターが再び動き始める

大きくデザインを変える必要はありません。

多くの場合は、
キャラクターが活躍できる環境を整えるだけで変化が生まれます。

例えば、

 ・季節ポーズを用意する
 ・表情を増やす
 ・三面図を作る
 ・GIFアニメを作る
 ・動くキャラクターにする

こうした準備によって、使える場面が一気に増えます。

SNSで使えるようになる

春には桜。
夏には暑中見舞い。
秋にはイベント。
冬にはクリスマス。

季節に合わせてキャラクターが登場できるようになります。

すると投稿自体が親しみやすくなります。

グッズ展開ができるようになる

三面図や設定資料が整うことで、

 ・アクリルスタンド
 ・ぬいぐるみ
 ・ノベルティ

などにも展開しやすくなります。

キャラクターはホームページの中だけでなく、現実の世界にも飛び出せるようになります。

動画で活躍できるようになる

最近ではホームページやSNSで動画を活用する企業も増えています。

動くキャラクターが案内役になることで、
企業紹介や商品説明も親しみやすくなります。

以前は静止画だったキャラクターが、企業の広報担当のような存在になることもあります。

本当に変わるのはキャラクターではなく会社との関係

ここで大切なのは、
キャラクターそのものが変わったわけではないということです。

昔からいたキャラクター。
長年会社を見守ってきたキャラクター。

そのキャラクターに新しい役割が与えられただけです。

だからこそ、
社員の方にとっても受け入れやすく、
企業の歴史も引き継ぐことができます。

復活したキャラクターは、新しいキャラクターにはない強みを持っている

長く存在していたキャラクターには、

 ・会社の歴史
 ・社員の愛着
 ・地域での認知

があります。

これは新しく作ったキャラクターがすぐに手に入れられるものではありません。
だからこそ、昔からいるキャラクターが再び活躍し始めた時、人はどこか嬉しさを感じます。

それは新しいキャラクターの登場ではなく、
昔から知っているキャラクターの復活だからです。

次回:キャラクターは最初から揃えるべき?それとも後から育てるべき?

ここまでご紹介したように、活用されなくなっていた企業キャラクターにも大きな可能性があります。

では、これから新しくキャラクターを作る場合はどうでしょうか。

最初から活躍できる環境を整えた方がいいのか。
それとも必要になってから追加していけばいいのか。

次回は、新規制作と再設計、それぞれの考え方についてご紹介します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

企業向けキャラクター・ビジュアル設計を中心に
長期運用やIP展開を前提としたデザイン設計を考え、制作しています。

【主なサービス】
・アイソメトリックイラスト制作
・インフォグラフィック制作
・企業PRアニメーション動画制作
・キャラクターデザイン/IP設計
・Live2Dモデリング

コメント

コメントする

目次